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2017年04月03日(月)  09:55

春の神様

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私たち日本人は桜の開花を心待ちにし、連日どこの桜が咲いたかを話題にします。

桜ほど日本人が愛してやまない花はありません。

地上に春をもたらす女神・佐保姫(さほひめ)は、古都奈良の東、佐保山に住んでいます。

佐保姫が得意なのは、機織り、染色。

なぜ佐保姫が春の担当になったかといえば、佐保山が平城京から見て東の方角にあったから。

かつて日本人の生活に根付いていた五行説という考え方では、東が春の方角にあたるのだそう。

人々が待ちわびる春をもたらす佐保姫ですから、数多くの和歌にも登場します。

 

 佐保姫の 霞(かすみ)の衣(ころも)ぬきをうすみ 花の錦(にしき)をたちやかさねむ

                                      後鳥羽院

 (佐保姫のまとう霞の衣は横糸が少ない。だから春の花々を錦にして重ね着するのだろう)

 

日本列島を縦断し春を告げる桜前線は、各地に降りたった佐保姫の足跡かもしれませんね。

 

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